2018/03/27(火)キーボードの設定

kbdコマンドでキーボードの配列を設定する。

$ kbd -l
で設定出来るリストが表示される。

us
jp
us.swapctrlcaps
jp.swapctrlcaps

などがある。


$ kbd jp
で日本語キーボードが設定出来る。


起動時、/etc/rc スクリプトで /etc/kbdtype からキーボードの設定を読み込むので必要に応じてこのファイルを修正する。

2018/03/25(日)Window Manager の設定 fvwm編

XをインストールするとstartxコマンドでFvwmが立ち上がる。
$fvwm -version
[FVWM][main]: Fvwm version 2.2.5

設定ファイルが次の場所にある。
/usr/X11R6/lib/X11/fvwm/.fvwmrc
このファイルはシステムのデフォルトの設定ファイルなので、ホームディレクトリにコピーしてから編集する。
次のファイルはサンプルファイルなので、ホームディレクトリにコピーして使ってもよい。
/usr/X11R6/lib/X11/fvwm/system.fvwm2rc
/usr/X11R6/lib/X11/fvwm/system.fvwm2rc-sample-1
/usr/X11R6/lib/X11/fvwm/system.fvwm2rc-sample-2


LANG=ja_JP.UTF-8
が設定してあってプログラムが対応していれば日本語も表示ができる。


[参考]
FVWM(fvwm-2.4.3)ウインドウマネージャチューニング始末記(第一回)
https://www.glamenv-septzen.net/nifty/others/computer/linux_fvwm01.html

fvwm2のカスタマイズ
http://cns-guide.sfc.keio.ac.jp/2000/10/4/4.html

2018/03/25(日)無線LANの設定

無線LANの設定を行った。

dmesg コマンドで認識している無線LANデバイスを確認する。
$ dimes | grep address
で確認した。今回は「iwn0」だった。
man iwn でマニュアルを確認しておくとよい。


無線LANの設定は次の手順。

fw-update コマンドで必要なfirmwareをあてる。
fw_update(1) - OpenBSD manual pages
https://man.openbsd.org/fw_update

ifconfig iwn0 scan でWiFiのSSIDを確認する。
ifconfig(8) - OpenBSD manual pages
https://man.openbsd.org/ifconfig

/etc/hostname.iwn0 にSSIDや暗号化キーを書き込む。
nwid [SSID]
wpakey [PASSPHRASE]
dhcp
ファイルのアクセス権を制限しておかないとパスフレーズが他の人から見られる可能性があるので注意。
hostname.if(5) - OpenBSD manual pages
https://man.openbsd.org/hostname.if

この後再起動を行い接続できたことを確認。

2018/03/14(水)syspatch の設定

syspatch コマンドは OpenBSD にバイナリパッチをあてるプログラム。

syspatchを実行するために、まず /etc/installurl を準備。
installurl には ダウンロード元になるURLを記入。

OpenBSDのミラー一覧( https://www.openbsd.org/ftp.html )には以下の日本のミラーがある。

Japan (Saitama) https://www.ftp.ne.jp/pub/OpenBSD/
Japan (Ishikawa) http://ftp.jaist.ac.jp/pub/OpenBSD/


特に理由がなければこれらを利用。

installurlにはURLを一行書くだけでよい。
注意事項としては、次の2つ。
httpから始まるアドレス(ftpは通らない)
アドレスの終わりがOpenBSDで終わっている(スラッシュ"/" は書かない)


設定が終われば、管理者権限でsyspatchを実行。

2018/03/14(水)doas の 設定

OpenBSDにはデフォルトではsudoの代わりにdoasコマンドがインストールされる。

doasを利用するためには、/etc/doas.conf ファイルを作成し、設定をしておかなくてはいけない。


例えば、ユーザアカウントusername が su コマンドを root権限でパスワード無しで実行するなら
permit nopass username as root cmd su
と記述する。

ユーザグループwheelに所属しているユーザにrootの実行権限を与える場合は
permit :wheel
と記述する。

マニュアルには次の例があげられている。


permit persist setenv PKG_CACHE PKG_PATH aja cmd pkg_add
permit setenv -ENV PS1=$DOAS_PS1 SSH_AUTH_SOCK :wheel
permit nopass tedu as root cmd /usr/sbin/procmap
permit nopass keepenv root as root




doas.conf(5) - OpenBSD manual pages
https://man.openbsd.org/doas.conf

BSD界隈四方山話
第25回 OpenBSD 5.8登場 - sudo(8)を廃止してdoas(1)を導入
http://gihyo.jp/admin/serial/01/bsd-yomoyama/0025
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