2019/10/01(火)PINE64+ に OpenBSD6.5 をインストールした

PINE に OpenBSD6.5 をインストールした。
内容は以前に行った内容と同じである。

シングルボードコンピュータへのOpenBSDのインストール
https://hesy.dyndns.dk/019


インストールに使ったのは次のボードである。
PINE A64 (+)
https://www.pine64.org/devices/single-board-computers/pine-a64/
PINE A64 Wiki
https://wiki.pine64.org/index.php/PINE_A64_Main_Page


まず公式サイトからインストール用ファイルをダウンロードする。
https://www.openbsd.org/faq/faq4.html
minirootXX.fs [arm64] から miniroot65.fs をダウンロードした。


LinuxなどのUnix系OSを使い、マイクロSDカードにデータを書き込む。
次のコマンドは Ubuntu で実行したもので 書き込む先のマイクロSDは /dev/sdb となっている。
$ sudo dd if=miniroot65.fs of=/dev/sdb bs=1M status=progress


書き込みが終われば、PINE に挿し込む、シリアル接続し、LANケーブルを繋いだ後、電源ケーブルを差す。
シリアルの接続は以前の記事を見てもらうとして、今回はシリアルのコンソールをTeraTermProにした。

コンソール画面にはインストールの画面が表示されるので指示に従い入力を行えばインストールが出来る。

インストールが完了した直後のOSの容量は次のようになっていた。
尚、インストールはXを含めすべてを導入済みである。
Filesystem     Size    Used   Avail Capacity  Mounted on
/dev/sd0a      1.7G    938M    751M    56%    /
かなり軽量ではあるが、以前と比べるとかなりデータ量が増えたようだ。

2018/08/26(日)シングルボードコンピュータへのOpenBSDのインストール

シングルボードコンピュータ に OpenBSD をインストールしてみた。
使用したボードは
PINE A64+ 1GB
を用いた。
マイクロSDは2GBを使った。

まず、PINE A64+と操作するコンピュータをシリアル接続する。
今回は秋月電子で次のケーブルを入手した。
FTDI USB・シリアル変換ケーブル(3.3V)[TTL-232R-3V3]
このケーブルのピン配置は次のようになっている。
黒:GND
茶:CTS
赤:VCC(5V最大75mA出力)
橙:TXD
黄:RXD
緑:RTS

PINE A64のピンの配置は次のページを参照。
GPIOs geographical layout
http://synfare.com/599N105E/hwdocs/pine64/gpiosgeo.html
UART Serial ports
http://synfare.com/599N105E/hwdocs/pine64/uartserial.html

今回はPINEA64 の Exp の X7,X8,X9 を使った。
シリアル接続は取り敢えず3本接続すれば繋がる。
GND同士をつなぎ、TXとRXを繋ぐ。次の様な感じ。







PINE A64シリアル変換ケーブル
X7 UART0_TX黄:UART_RXD
X8 UART0_RX橙:UART_TXD
X9 GND黒:GND



次にOpenBSDのサイトからファイルを落とす。
https://www.openbsd.org/faq/faq4.html
minirootXX.fs の arm64 からファイルをダウンロードした。
今回使ったファイルは miniroot63.fs 。

UNIX系OSならddコマンドでマイクロSDに書き込む。
書き込み先が/dev/sdbの場合、例えばこんな感じで。
sudo dd if=./miniroot63.fs of=/dev/sdb bs=1M

書き込みが済めば、マイクロSDをPINE A64+に挿す。
PINE A64+にシリアルケーブルを接続し、PC(Win10)のUSBに接続する。

PCにはシリアル接続のためのソフトを起動しておく。
もしもソフトがないなら、次のページを参考にする。
マイクロテクニカ製品サポートFAQ
http://www.microtechnica.tv/faq/faq.cgi?kate=Maeni&faq=4

今回はSerialCommunicatorを使った。
ポートを適切に設定し、ボーレートを115200に設定、connectをしておく。
comポートはUSBを指した後に新しく認識したポートを設定すればいい。


ここまで準備できれば、PINE A64+の電源を入れる。
起動の画面がPC側のシリアル接続のソフトに表示される。

ここからOpenBSDのインストール画面になるので、
通常通りインストールすればよい。

どうやらHDMIからの映像出力は今できないみたい。
OK キャンセル 確認 その他