2019/11/27(水)学ぶということ in Japan

日本では学校教育が広く浸透している。

学校の中で生徒は次のようなフローになっている。
  1. 授業 ・・・ 教わる (インプット)
  2. テスト ・・・ 教わったことの確認 (アウトプット)
  3. 評価 ・・・ 習得状況に応じた評価 (インプットとアウトプットのズレを確認)
ここで、授業と評価を行うのは教師であり、生徒が自由にに出来るのはテストの解答だけである。

生徒の多くは授業で学ぶ内容の本質的な部分を考えることがない。
それは、入試などを目的として勉強をしており、正答かどうかが重要なので考えている余裕がないかもしれない。
この為、テストの解答は先生から○がもらえるように答えるようになる。
正答か誤答かは生徒自身が判斷することはないため、学校で身につくことは「うまく覚えてうまく答えること」だけになる。

学ぶ内容を生徒が選べないから、自分で考えて行動するべきことを決める能力は育ちにくい。
答えた内容の正答性を自分自身で問わないから、自分のとった行動がこれで良かったのかを問い直さない。

行動決定能力が身につけづらいのはしょうがないと思うが、自分の解答を問い直す能力は学校で身に着けさせるべき能力だと思う。
自分の解答を問い直すためには、自分自身の中に一定の正しさというモノサシが必要なので、この正しいことは何かを追い求める姿勢こそが学ぶということである。

日本では理論的に正しいより周りに合わせたりすることが多い為、正しさを自分の中に持つ必要性が少ないこともこのような状況になっているのではないだろうか。
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