2019/07/12(金)教えて★マーシー先生 - Eテレ

先週7月4日と今週11日の二回に分けてEテレのバリバラで「教えて★マーシー先生」を放送した。

マーシー先生こと田代まさし氏は2000年台に覚せい剤取締法違反で逮捕され芸能界から干された。
逮捕は4度され、2015年よりリハビリ施設DARCにて依存症と戦っている。

逮捕当時、インターネットの掲示板「2ちゃんねる」ではとても話題になり、
米TIME誌の「今年の人」がインターネット投票を受け付けていたため、
これの一位にするための活動(通称 田代祭)が行われた。
このときの投票用のスクリプト(いわゆる DoS攻撃を行うスクリプト)を駆使し本当に一位になった。
この投票用のスクリプトのことを田代砲と呼んでいる。


バリバラは障害者の理解を世間にしてもらうことを主なな目的として制作されており、
日テレの24時間テレビ「愛は地球を救う」の裏で批判する内容の放送をしたことでも大きな話題を集めた。

そんなバリバラで今回薬物依存症について田代まさしさんが登場した。
放送でも話していたが、過剰な報道で薬物依存症の人が社会復帰するための邪魔になっている。
今回の放送がそういう状況が変わっていくきっかけになればと思う。


この国の企業は、国内のマーケットのみをターゲットにしてきたため、
少しでも多くの日本人に届くものを提供してきた。
家電であれば、色んな人に手にとってもらうため多機能へと進んできた。
TVで言えば、色んな人が見てもわかるものを作ってきた。
その為、内容は能力の低い人に合わせる形となり、能力の高い人が見るとつまらなく感じるものが多くあった。
最近では少しづつ状況が変わっているように感じる。
オンラインで外国にも配信できる状況により、制作する番組も特定の人向けに作られる番組が増えたのかもしれない。

十人十色であるのだから、すべての人から求められるように作られた商品は誰からも必要とされない。
多様化する社会なのだから、番組の細分化がもっと進めばいいと思う。
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