2019/08/26(月)NetBSD8.1 をインストール

NetBSD 8.1 をインストールしてみた。

公式サイト The NetBSD Project


NetBSDはインストール時に多くのプログラムを導入しないため、インストール後の設定が重要である。

次のサイトを参考にさせてもらった。
NetBSDで遊ぼうのこーな https://legacyos.ichmy.0t0.jp/netbsd/
NetBSD 解説 http://www.ki.nu/software/NetBSD2/


まず、公式サイトからCDイメージを入手し、VirtualBoxで仮想環境を構築。
ディスクブートするとインストールが出来る。尚、日本語インタフェースは準備されていない。
フルインストールを行い、ネットワークインタフェースやタイムゾーン、sshの設定を行っておいた。
rootパスワードを設定し、一般ユーザを追加しwheelグループに入れておいた。


ディスクを抜いて再起動し、sshで接続。
インストール直後は2.2GBほどの容量になった。
localhost$ df -h 
Filesystem         Size       Used      Avail %Cap Mounted on
/dev/wd0a           14G       2.2G        11G  17% /
kernfs             1.0K       1.0K         0B 100% /kern
ptyfs              1.0K       1.0K         0B 100% /dev/pts
procfs             4.0K       4.0K         0B 100% /proc
tmpfs              256M         0B       256M   0% /var/shm
sshでログイン後、シェルとviの設定を行った。
シェルは ~/.profile に追加記入をし、 viは ~/.exrc を作成し記述した。

パッケージのインストール
rootに変わって、パッケージ取得先を設定。
$ su -
# vi .profile
コメントアウトされていた次の一行を有効にした。
export PKG_PATH="http://cdn.NetBSD.org/pub/pkgsrc/packages/NetBSD/$(uname -p)/$(uname -r|cut -f '1 2' -d.|cut -f 1 -d_)/All"

これでパッケージのダウンロードを http://cdn.NetBSD.org/ から行うようになる。

次のコマンドで sudo コマンドを導入。
# pkg_add -v sudo
sudo の設定ファイルは /usr/pkg/etc/sudoers にある。
設定は次のコマンドで行う。
# visudo
設定ファイルが開くので少し編集するだけで使えるようになる。
今回はこの一行を有効にした。
# %wheel ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL

意味は wheelグループに所属するユーザは全てのコマンドが管理者として実行可能であり、
パスワード認証が不要。


次回はその他のプログラムを追加していく。
OK キャンセル 確認 その他