2019/11/27(水)学ぶということ in Japan

日本では学校教育が広く浸透している。

学校の中で生徒は次のようなフローになっている。
  1. 授業 ・・・ 教わる (インプット)
  2. テスト ・・・ 教わったことの確認 (アウトプット)
  3. 評価 ・・・ 習得状況に応じた評価 (インプットとアウトプットのズレを確認)
ここで、授業と評価を行うのは教師であり、生徒が自由にに出来るのはテストの解答だけである。

生徒の多くは授業で学ぶ内容の本質的な部分を考えることがない。
それは、入試などを目的として勉強をしており、正答かどうかが重要なので考えている余裕がないかもしれない。
この為、テストの解答は先生から○がもらえるように答えるようになる。
正答か誤答かは生徒自身が判斷することはないため、学校で身につくことは「うまく覚えてうまく答えること」だけになる。

学ぶ内容を生徒が選べないから、自分で考えて行動するべきことを決める能力は育ちにくい。
答えた内容の正答性を自分自身で問わないから、自分のとった行動がこれで良かったのかを問い直さない。

行動決定能力が身につけづらいのはしょうがないと思うが、自分の解答を問い直す能力は学校で身に着けさせるべき能力だと思う。
自分の解答を問い直すためには、自分自身の中に一定の正しさというモノサシが必要なので、この正しいことは何かを追い求める姿勢こそが学ぶということである。

日本では理論的に正しいより周りに合わせたりすることが多い為、正しさを自分の中に持つ必要性が少ないこともこのような状況になっているのではないだろうか。

2019/09/10(火)リクナビの問題について

リクナビから上がった火の手が色んな所に飛びそうである。

リクナビが就活生の内定辞退率を企業に販売していたことが発覚したことより問題になった。
そもそもは 2018年2月に始めた「リクナビDMPフォロー」というサービスが今回問題になっている。
概要については次の記事にかかれている。

リクナビ問題の本質を山本一郎氏・高木浩光氏らが斬る
 内定辞退予測を始めた背景に「得意先からの頼み」「個人情報理解の甘さ」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1909/10/news128.html

個人情報保護法や職業安定法に違反すると指摘があるが、他にも問題がある可能性もある。
販売したリクナビがやり玉に挙がっているが購入した企業も問題を抱えている可能性は高い。



上記の話とは変わるが、内定辞退率を確率として捉えていないだろうか?
統計データであるから確率ではないのだがこの区別がついていないことは危険である。

2011年度以前に高校入学した人は統計を学んでおらず中学高校では確率を学ぶ。
大学で統計学を学ばなければ □% を書いてあれば確率のことだと勘違いするだろう。

内定辞退率が表示されたとしてもそれば確率ではない。
なので、内定辞退率が 100% であったとしても新しい就活生が辞退するとは限らない。


高校では2012年度入学生より数学に統計の分野が盛り込まれた。
しかし、教科書も怪しい内容があり何より教員も統計に詳しくない人も多く見られた。
実際に統計と確率の違いがわからないまま高校を卒業した人も多いだろう。

データサイエンティストが持て囃されているが、
メディアに出てくるデータ分析のスペシャリストと言われる人の話がおかしいことも多い。

今の時代の AI は学習した内容から判断をしているが、それは多くのデータの統計から様々な判断をしているに過ぎない。
今後は統計とは違った方法で分析していくAIも現れるのかもしれないが、
今は統計について多くの人が理解を深めておく必要がある時期であると思う。

2019/09/10(火)リクナビの問題について

リクナビから上がった火の手が色んな所に飛びそうである。

リクナビが就活生の内定辞退率を企業に販売していたことが発覚したことより問題になった。
そもそもは 2018年2月に始めた「リクナビDMPフォロー」というサービスが今回問題になっている。
概要については次の記事にかかれている。

リクナビ問題の本質を山本一郎氏・高木浩光氏らが斬る
 内定辞退予測を始めた背景に「得意先からの頼み」「個人情報理解の甘さ」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1909/10/news128.html

個人情報保護法や職業安定法に違反すると指摘があるが、他にも問題がある可能性もある。
販売したリクナビがやり玉に挙がっているが購入した企業も問題を抱えている可能性は高い。



上記の話とは変わるが、内定辞退率を確率として捉えていないだろうか?
統計データであるから確率ではないのだがこの区別がついていないことは危険である。

2011年度以前に高校入学した人は統計を学んでおらず中学高校では確率を学ぶ。
大学で統計学を学ばなければ □% を書いてあれば確率のことだと勘違いするだろう。

内定辞退率が表示されたとしてもそれば確率ではない。
なので、内定辞退率が 100% であったとしても新しい就活生が辞退するとは限らない。


高校では2012年度入学生より数学に統計の分野が盛り込まれた。
しかし、教科書も怪しい内容があり何より教員も統計に詳しくない人も多く見られた。
実際に統計と確率の違いがわからないまま高校を卒業した人も多いだろう。

データサイエンティストが持て囃されているが、
メディアに出てくるデータ分析のスペシャリストと言われる人の話がおかしいことも多い。

今の時代の AI は学習した内容から判断をしているが、それは多くのデータの統計から様々な判断をしているに過ぎない。
今後は統計とは違った方法で分析していくAIも現れるのかもしれないが、
今は統計について多くの人が理解を深めておく必要がある時期であると思う。
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