2019/06/29(土)闇営業発覚の影響

吉本興業を始めとする闇営業事件の発覚後いろんな番組で影響が出た。

多くの番組で放送する予定だった内容を再編集し、
活動休止している人がいないように編集してあった。

そんな中スリムクラブも活動休止を発表した。

今週の佐久間宣行のANN0で記者会見をしてくれれば復帰後使いやすいと話していたが、
吉本としてはその時点で多くの情報を掴んでおり
まだまだ謹慎する芸人がいるからできなかったのではないか。
だとすれば今後もしばらくはこの騒動が続きそうである。

ネットニュースでは闇営業事件の発覚直前、
水曜日のダウンタウンでコロチキナダルが「GW闇がある」と話していた。
ピー音も入っていて良くないことを話していたようだが、
この件についても何らかの対応があるかもしれない。

今の所吉本関係だが、他の事務所にどれだけ広がるかちょっとわからない。
吉本は芸人と企業とのマネジメント契約を文書では取り交わしていないということは有名なので、
吉本を通さず営業してもそこまで問題ではない。当然口頭ではマネジメント契約をしているとは思うが。
文書で契約を取り交わしている事務所は契約違反となれば何らかの罰則が待っているため、
闇営業をする芸人が少ないのかもしれない。

そもそも芸人の数が大きく異なるため、割合から考えても吉本の芸人が問題になるのも納得がいく。

次のデータは 5月28日に放送されたロンドンハーツからである。
太田プロ 約300人(芸人 約200人)
人力舎 223人(芸人 215人)
マセキ芸能 105人(芸人 97人)
サンミュージック 約500人(芸人 約120人)
よしもとクリエイティブ・エージェンシー 約6000人以上(NSC2019入学者 東京330人 大阪370人 他)

この数を見ても契約書を一人ひとりと取り交わすのは現実的ではない。
おそらく吉本興業は師匠弟子の関係をそのまま芸能事務所として大きくしたのなら
契約書が無いのは当然だろう。師弟関係に契約書を取り交わすことはおそらく無いのだから。


テレビなどでも吉本はマネジメント契約をきちんと結ぶべきだという話もされているが、
そもそも日本の多くの企業や組織は雇用した従業員に対し雇用契約の書面を取り交わしていない。
もっと雇用契約についての議論をしたほうがいいのではないかと思う。
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