2019/09/10(火)リクナビの問題について

リクナビから上がった火の手が色んな所に飛びそうである。

リクナビが就活生の内定辞退率を企業に販売していたことが発覚したことより問題になった。
そもそもは 2018年2月に始めた「リクナビDMPフォロー」というサービスが今回問題になっている。
概要については次の記事にかかれている。

リクナビ問題の本質を山本一郎氏・高木浩光氏らが斬る
 内定辞退予測を始めた背景に「得意先からの頼み」「個人情報理解の甘さ」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1909/10/news128.html

個人情報保護法や職業安定法に違反すると指摘があるが、他にも問題がある可能性もある。
販売したリクナビがやり玉に挙がっているが購入した企業も問題を抱えている可能性は高い。



上記の話とは変わるが、内定辞退率を確率として捉えていないだろうか?
統計データであるから確率ではないのだがこの区別がついていないことは危険である。

2011年度以前に高校入学した人は統計を学んでおらず中学高校では確率を学ぶ。
大学で統計学を学ばなければ □% を書いてあれば確率のことだと勘違いするだろう。

内定辞退率が表示されたとしてもそれば確率ではない。
なので、内定辞退率が 100% であったとしても新しい就活生が辞退するとは限らない。


高校では2012年度入学生より数学に統計の分野が盛り込まれた。
しかし、教科書も怪しい内容があり何より教員も統計に詳しくない人も多く見られた。
実際に統計と確率の違いがわからないまま高校を卒業した人も多いだろう。

データサイエンティストが持て囃されているが、
メディアに出てくるデータ分析のスペシャリストと言われる人の話がおかしいことも多い。

今の時代の AI は学習した内容から判断をしているが、それは多くのデータの統計から様々な判断をしているに過ぎない。
今後は統計とは違った方法で分析していくAIも現れるのかもしれないが、
今は統計について多くの人が理解を深めておく必要がある時期であると思う。

2019/09/10(火)リクナビの問題について

リクナビから上がった火の手が色んな所に飛びそうである。

リクナビが就活生の内定辞退率を企業に販売していたことが発覚したことより問題になった。
そもそもは 2018年2月に始めた「リクナビDMPフォロー」というサービスが今回問題になっている。
概要については次の記事にかかれている。

リクナビ問題の本質を山本一郎氏・高木浩光氏らが斬る
 内定辞退予測を始めた背景に「得意先からの頼み」「個人情報理解の甘さ」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1909/10/news128.html

個人情報保護法や職業安定法に違反すると指摘があるが、他にも問題がある可能性もある。
販売したリクナビがやり玉に挙がっているが購入した企業も問題を抱えている可能性は高い。



上記の話とは変わるが、内定辞退率を確率として捉えていないだろうか?
統計データであるから確率ではないのだがこの区別がついていないことは危険である。

2011年度以前に高校入学した人は統計を学んでおらず中学高校では確率を学ぶ。
大学で統計学を学ばなければ □% を書いてあれば確率のことだと勘違いするだろう。

内定辞退率が表示されたとしてもそれば確率ではない。
なので、内定辞退率が 100% であったとしても新しい就活生が辞退するとは限らない。


高校では2012年度入学生より数学に統計の分野が盛り込まれた。
しかし、教科書も怪しい内容があり何より教員も統計に詳しくない人も多く見られた。
実際に統計と確率の違いがわからないまま高校を卒業した人も多いだろう。

データサイエンティストが持て囃されているが、
メディアに出てくるデータ分析のスペシャリストと言われる人の話がおかしいことも多い。

今の時代の AI は学習した内容から判断をしているが、それは多くのデータの統計から様々な判断をしているに過ぎない。
今後は統計とは違った方法で分析していくAIも現れるのかもしれないが、
今は統計について多くの人が理解を深めておく必要がある時期であると思う。

2019/07/25(木)日本におけるテレビの役割について

吉本お家騒動があった。
そもそも闇営業で反社会勢力からお金を受け取ったことを週刊誌がすっぱ抜いたことから始まる。
大まかな時系列は次のようになっている。

6/6 FRIDAYが反社会勢力との闇営業を報道(ギャラについては触れず)
6/21 FRIDAYが反社会勢力との闇営業を報道(ギャラ 宮迫100万 亮50万)
7/20 雨上がり宮迫、ロンブー亮 の二人が自前で会見を行う
7/22 吉本興業 岡本社長 が会見を行う

テレビではこの影響でかなり編集を行い出演していない風に放送していた。
ロンドンハーツやアメトーークはスポンサーがたくさん降りたらしい。

ただ、この話はTV業界や芸能界の話であり、ニュースとして報道で扱う内容ではない。
7/22の夕方はまだ会見中であったのだが、その時NHK以外のチャンネルでこの会見を扱っていた。

この事がTVが見たいものを見せているだけであり、娯楽として視聴率を集めている事が垣間見える。


TVでもこの吉本問題での盛り上がりがおかしいと思っている人もいるようで、7/24のあさチャン(TBS)で夏目三久アナが語ったことでも話題になった。
この吉本の問題をめぐっては・・・先週からお伝えしてきましたが、同時に参議院選挙が行われていて、参議院選挙の投票率が過去2番目に低かったということもありました。きょう新たにわかったのが、18歳、19歳の投票率が・・・31%あまり。これ、前回の参院選より14ポイントも低いということで、これ、由由しき事態だと思うんですよね。日本の未来を背負う子どもたちが政治に、関心を、失っているというの、これ、・・・、おおいに私たちの報道の仕方に、問題があると思っていますし、私も、このあと、スタッフとしっかり話していきたいと思っています。・・・
”吉本問題”を見て自分を振り返る 夏目三久が語ったテレビ報道のこと(水島宏明) - 個人 - Yahoo!ニュース
しかし、報道のあり方が選挙の投票率に影響しているかもしれないと考えていることが傲慢でないかと思う。
そもそも普通選挙で棄権する権利も有しているから投票しない人はすべて政治に興味ないと言う判断はおかしい。

7/23に韓国日本総領事館内で不法に6人がデモ活動を行ったことで逮捕者が出て、すぐに釈放された。
このニュースも吉本の件よりも小さい扱いでもっとしっかり報道するべきという声も上がっている。

報道は伝えるべきことを見極め、それを正しく伝えることが必要だと思うがTVにはその力が無いようだ。
視聴者に近い立場に立つべきではないということを意味しているのだろう。
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